航路を熟知し的確に貨物を割り当てる
私のチームでは船会社や倉庫とやり取りをし、コンテナの割り当てや本船スケジュール管理などを行っています。
貨物を載せたコンテナ船は、東京、横浜、神戸などから出港し、アジアや欧米など世界各地へ運ばれて行きますが、その輸送を滞りなく完了させることがタスクです。
航路によって予約が取りづらいこともありますが、効率よくできるだけ多くのお客様の貨物を受けられるよう調整していきます。
正確な情報を早く伝えられるよう日々心掛けています。
コンテナの混載効率を上げるのが腕の見せどころ
北米やアジアなど地域ごとにチームが分かれ、その中でも航路(東京~LA間など)に対して担当は一人になります。
貨物は化学品や自動車部品など多岐にわたり、形状もカートン、木箱、ドラムなどさまざまです。ものすごく重い貨物もあります。
そういった各種特徴の異なる品物を一本のコンテナにどのように収めるかを計算します。税関から輸出許可が下りなかったり、直前でキャンセルが入ったりすることもあり、なかなか想定通りにいきませんが、最終的に自分の思い描いたようにコンテナに貨物を収納できると、なんともいえない達成感があります。
MESSAGE就職活動中のみなさまへ。
学んだことはいつかどこかできっと役立つ
この業務は、きちんと正確に仕事をこなせる方に向いていると思います。ひとつの航路は全て一人で担当するので責任は重いです。
申請書類に1個ミスがあるだけで、そのコンテナに積載するすべてのお客様に影響が出てしまいます。
よって、責任感が強く、黙々と確実に業務をこなせる方に向いている仕事だと思います。
また学業と職種のつながりですが、私は大学で法学部に属していました。
当時、海商法で海上輸送中の保険について学んだのですが、その知識が今役に立っています。
学んだことはいつどこで役立つかわからないので、勉学に励みつつ就職活動に挑むのが良いかと思います。
1day
- 9:00
- 出社。メール確認。順次返信。
- 11:00
- 倉庫から届いた翌日の貨物明細を元に、コンテナ本数を決定。
- 12:00
- お昼休み。自席でお弁当を食べることが多いですが、たまに気分転換で外食することもあります。
- 13:00
- 営業からのブッキングシートの内容を確認し、積載申請。
- 16:00
- 倉庫へ送付するブッキングリストの作成。
- 18:00
- 退社。